時局セミナー/公開セミナー
第25回時局セミナー
一般社団法人経営倫理実践研究センター/NPO法人GEWEL 主催
ダイバーシティ・マネジメント研究会 オープンセミナー
女性活躍推進のひとつの象徴である管理職登用において、日本は先進諸国中で大きな後れをとっています。
その背景にはどんな要因があるのでしょうか?
実際のところ、リーダーシップに性差はあるのでしょうか。
リーダーシップの性差に、ジェンダー・バイアスは関係しているのでしょうか。
また、企業で行う女性活躍推進施策にはどのような効果があるのでしょうか。
こうした実態やその背景を明らかにするため、文部科学省の科学研究費を得て、2017年度から4年間かけて行われている調査研究があります(研究者代表;淑徳大学教授・野村浩子)。
2018年の夏に実施した定量調査では、上場企業25社2500名を超える方々にご協力をいただき、興味深い分析結果が得られました。
今回、オープンセミナーの形式で、ここまでの研究成果の中間報告会を開催します。
■分析結果の報告内容
◇組織リーダーは、望ましさの程度が似ている男性向きで、女性はふさわしくないという
ジェンダー・バイアスがある
◇女性のほうが、各階層ともジェンダー・バイアスが強い
◇リーダー意欲に男女差はない。昇進希望役職の高低によって差が開く
◇リーダーシップ・スタイルは、どの階層でも男女差はない
◇計画的に女性管理職育成を行う企業ほど、ジェンダー・バイアスが低い
結果の報告後は、参加者の皆さんとのディスカッションも予定しています。
どうぞお気軽にご参加ください。
日 時 |
2018年12月5日(水)10:00ー12:00 |
会 場 |
BERC会議室 東京都港区赤坂1-1-12明産溜池ビル8階 |
定 員 |
50名(先着順) |
参加費 |
無料 |
■報告者:淑徳大学教授・野村浩子先生、目白大学客員研究員・川崎昌先生
【報告者プロフィール】
野村浩子(ジャーナリスト・淑徳大学教授)
62年生まれ。お茶の水女子大学文教育学部卒業後、就職情報会社ユー・ピー・ユーを経て、日経ホーム出版社(現日経BP社)発行のビジネスマン向け月刊誌「日経アントロポス」の創刊チームに加わる。働く女性向け月刊誌、日経WOMAN編集長、日本初の女性リーダー向け雑誌「日経EW」編集長、日本経済新聞社・編集委員などを経て、2014年4月から、現職。財務省・財政投融資審議会、文部科学省・日本ユネスコ国内委員会など政府・自治体の各種委員会委員も務める。著書に「女性に伝えたい 未来が変わる働き方」(KADOKAWA刊)、「定年が見えてきた女性たちへ」(WAVE出版社)、「働く女性の24時間」(日本経済新聞社刊)
川崎 昌(リサーチャー・目白大学客員研究員)
大学卒業後、市場調査会社勤務を経て、EAPサービスを提供するプロバイダーで、相談室カウンセラー・組織人事コンサルタントとして勤務後に独立。企業の組織開発・人材開発の業務に携わりながら、社会人大学院生として質問紙調査・実験に基づく解析と設計をテーマとした研究に取り組み、博士(経営学)の学位を取得。現在、目白大学経営学部経営学科 客員研究員、株式会社シード・プランニング 客員研究員、組織人事コンサルタントとして活動中。
http://researchmap.jp/sho-kawasaki/
【過去の時局セミナー】
第24回 |
『公益通報者保護制度の実効性向上に向けて -民間事業者向けガイドラインを中心に-』 |
第23回 |
『企業不祥事防止に向けた『不正調査』の事例研究』 |
第22回 |
『CSVを如何に実践するか -国内外企業の事例から学ぶ-』 |
第21回 |
『新興国ビジネスでのCSRリスク -求められる人権への対応-』 |
第20回 |
『コーポレートガバナンス・コードと経営倫理』 |
第19回 |
『行政手続番号法(マイナンバー法)の企業での対応』 |
第18回 |
『元米国司法省カルテル調査責任者による国際カルテル防止セミナー』 |
第17回 |
『グローバルコンプライアンスと危機管理』 |
第16回 |
『ソーシャルメディアの個人利用と会社の対応』 |
第15回 |
『欧州CSRの動向について-GRI G4の改訂点と直近の欧州CSR・経営倫理事情-』 |
第14回 |
『外国公務員贈賄リスクの動向とコンプライアンス推進』 |
第13回 |
『TIのアジアでのエシックス/コンプライアンスの活動について』 |
第12回 |
『東日本大震災シンポジウム』 |
第11回 |
『 ISO26000 の最新動向シンポジウム』-企業の CSR 経営のあり方- |
第10回 |
『GRIの最新動向とCSR報告書作成の留意点』 講師:Ms. Leontien Plugge(GRI) 開催日:2010年4月21日 |
第9回 |
『公益通報者保護制度等の時局セミナー』 基調講演:内閣府企画課長 岩崎 修様 パネルディスカッション: 内閣府企画課長 岩崎 修氏 駿河台大学教授 水尾順一氏 サントリー株式会社 福本ともみ氏 帝人株式会社 星野邦夫氏 開催日:2008年6月12日 |
第8回 |
『製品安全憲章時局セミナー』 基調講演1:(財)製品安全協会 専務理事 若井博雄 氏 基調講演2:東京農工大学大学院 教授 中村昌允 氏 パネルディスカッション: (財)製品安全協会 専務理事 若井 博雄氏 東京農工大学大学院 教授中村 昌允氏 (社)日本消費生活アドバイザーコンサルタント協会常任理事 古谷 由紀子氏 日本百貨店協会品質管理研究会副委員長 鈴木 英雄氏 開催日:2007年6月12日 |
第7回 |
『日本版SOX法への対応』 講師:青山学院大学経済学部 教授 八田進二氏 開催日:2006年3月8日(水)14:00?16:00 |
第6回 |
『報道の現場から見た企業のリスクマネジメント』 講 師:産経新聞社東京本社社会部次長 鈴木裕一氏 開催日:2005年10月25日 |
第5回 |
『公益通報者保護法に関するシンポジウム』 基調講演:内閣府国民生活局企画課長 白川欽也氏 講演: 早稲田大学法学部 島田陽一氏 パネルディスカッション: 内閣府国民生活局企画課長 白川欽也氏 早稲田大学法学部 島田陽一氏 弁護士 柏尾哲哉氏 富士ゼロックス株式会社 久保田潤一郎氏 開催日:2005年9月13日 |
第4回 |
『企業経営における倫理ヘルプラインの役割と課題』 開催日:2004年1月20日 |
第3回 |
『企業の社会的責任に関するシンポジウム』(日本学術振興会共催) 開催日:2004年10月28日 |
第2回 |
『米国EOAの動向について?EOA第11回年次大会に参加して?』 開催日:2003年10月15日 |
第1回 |
内閣府・消費者重視経営の評価基準研究会による報告書『消費者重視経営の評価基準』説明会 開催日:2003年6月13日 |